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今回紹介するのはキャンプ用のカップです。
アウトドア用カップは多くのブランドから複数の商品が発売されており、有名ブランドやガレージブランドのものなど入れると、その種類は100を超えるのではないでしょうか。
カップという特性から、キャンプ以外でも気軽に使うことができますので、コレクションしている方も多いアイテムです。
私自身もこれまで、キャンプや登山用のカップを色々と手に入れては、気分に合わせてフィールドに持参しています。
アウトドア用カップはキャンプにしか使わないというわけでもなく、車やバイクで写真を撮りに行くようになってからは、撮影の合間や休憩などの際にコーヒーを淹れて一人で楽しんだり、昼食にお湯を沸かしてスープや味噌汁を飲む際にも活躍しています。
単純に飲み物を入れると言うだけなら、コンビニやスーパーで購入できる紙コップや100均のプラスチックカップでも良いのですが、いつも使い捨てのカップでは味気ないものです。
マグカップは数あるギアの中でも、日常で使いやすい敷居の低いアイテムである反面、愛着やこだわりの反映されやすいものでもあります。
キャンプやアウトドア活動に興味があるなら、まず初めの1つとして、お気に入りのアウトドア用マグを手に入れてみてはいかがでしょうか。
アウトドア用のマグカップの素材と特徴
一概にマグカップといってもさまざまな種類や素材があります。
普段の家庭や喫茶店で使われているカップの素材の多くは陶器や焼き物です。
しかし、アウトドアでは陶器や焼き物のカップはあまり使われることがありません。
重く、壊れやすいということが主な理由です。
アウトドア用のカップに使われる素材を確認してみましょう。
- ステンレス
- チタン(チタニウム)
- アルミ
- ホーロー(エナメル)
- プラスチック
- 木
ステンレス
安価ながら頑丈で金属臭などもなく、たくさんの種類が販売されているカップです。
金属素材のカップの中では少し重いため、山系のソロキャンパーよりファミリーなどのオートキャンパーに人気です。
保温保冷に優れるダブルウォールタイプのカップも、比較的安く購入できる点も嬉しいポイントです。
チタン
非常に強く、軽く、耐食性に優れた金属で比重は鉄の半分。無毒で劣化しにくい素材です。
強度があるため非常に薄く加工することも可能で、他の素材のカップに比べて堅牢で驚異的な軽さがあります。
使い始めた初期は金属臭があることもありますが、使っていると次第に落ちてきます。
ステンレスやアルミに比べると少し高価ではありますが、それでも有名ブランドのものを2,000円程度から入手することが可能です。
無茶な使い方をしなければ一生ものの相棒になってくれるでしょう。
登山やバックパックのキャンパーには特に人気があり、クッカー代わりにお湯を沸かしたり直火調理が可能なシングルモデルもありますので、スタッキングや好みで選ぶのも楽しいです。
アルミ
ステンレスに比べて軽いものが多いですが、若干強度に劣ります。
熱伝導率が非常に良いため、カップよりもクッカー向きの素材ともいえます。
アルマイト加工されていない無垢のアルミカップやクッカーでは金属臭が強いのが欠点です。
使う前に米のとぎ汁で煮沸するなど、簡単なシーズニング(簡易的なアルマイト加工)を行うと良いでしょう。
最近は安価なステンマグが多く、チタンマグも各メーカーが参入して手頃な価格になりました。
そのため、マグカップ用としてはあえて選択する人は減った素材ですが、熱伝導率の高いアルミは煮炊きでコゲ付きにくいなどのメリットも多く、登山用などでクッカーとしても使用することが多いシエラカップなどでは1つの選択肢となるでしょう。
ホーロー(エナメル)
金属にガラス質の塗料を焼き付けたエナメルペイントを施した素材です。
塗装を施している関係で、他のマグカップに比べてプリントされているデザインやカラーも多様で、サイトのテーブルをオシャレにコーディネートできます。
琺瑯(ほうろう)と書きますが、難しいので一般的にはホーローと記載されることが多いです。
ちなみに「エナメルカップ」と「ホーローカップ」は同じものです。
チタンに比べると重い素材ですが、比較的軽く耐久性があるので、長く使える道具になるでしょう。
ガラスコーティングのためにツルツルとした質感で、汚れも落ちやすいことが特徴です。
他の素材に比べて口当たりが良く、コーヒーやスープを飲むには最適です。
耐久性もあり、アウトドア向きではありますが、やや重いことと硬質なものとぶつけるとエナメル塗装が欠けることがありますので、運搬には注意が必要です。
手入れには柔らかなスポンジで洗う程度ですが、金属タワシやメラミンスポンジで擦ると表面に傷がつきますので、他の金属カップに比べると取扱いは少しデリケートです。
プラスチック
昔ながらのプラスチックマグカップ。
ダイソーやセリアなどの100円ショップをはじめ、アウトドアメーカーのものまで多くのモデルが販売されています。
安価ですがデザインも多様で、軽量で割れにくいためファミリーキャンプの子供用などには最適です。
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木製
オシャレなキャンプに最適な木製カップ。
口当たりが柔らかく、熱くならないなどのメリットがあります。オートキャンプやグランピング、最近流行りのバンライフなどにも似合います。デメリットは200g以上と重く、登山やソロのバックパッキングには向かないこと。
木の種類によっては匂いがあったりします。有名なものでは北欧、フィンランドのVISAKOIVU(ヴィサコイブ)白樺で作られた、ククサ(KUKUSA)のカップでしょうか。
1点ごとに木目の違いがあり、オーロラと呼ばれる美しい木目にはファンも多い、キャンプだけでなく自宅のティータイムでも映える1品です。
アウトドア用カップの種類
アウトドア用のカップにはハンドルの部分が折り畳めるフォールディングタイプと折り畳めない固定タイプのものがあります。
言葉のままの意味ですが、上の写真では右側のスノーピークがフォールディングタイプ。それ以外が固定タイプとなります。
他のクッカーと重ねて収納する際にはフォールディングタイプが便利ですが、カラビナなどでぶら下げたい場合や直火で熱を加えた際などには固定タイプが便利です。
また、本体の形状によるシングルウォールタイプのカップとダブルウォールタイプのカップがあります。
シングルウォールとダブルウォールは本体の構造が1枚の板からできているものと、二重構造になっているものの違いです。
シングルウォールカップは上の写真のように、カップの側面が1枚の金属板で作られているマグカップです。
シンプルな構造で頑丈。軽量な設計ですので、登山や徒歩でのキャンプなどで少しでも軽くしたい場合などに有効です。
持ち手や飲み口が高温になりますので、メーカーは非推奨な商品もありますが、弱火であれば軽い湯沸かし程度には耐えられるものも多いです。
特にシェラカップは飲み物を入れるだけでなく、専用の蓋と合わせてご飯を炊いたりすることも可能で、万能カップとして使うこともできます。
欠点はコーヒーなどの熱が壁面に伝わりやすく、寒い日には冷めてしまいやすいこと。
飲み口が熱くなりやすいなどのデメリットがあります。
また、夏場に冷たい飲み物を注いだ際、外壁が結露しやすいのもこちらのタイプになります。
ダブルウォールカップは上の写真のように、カップの側面が2重の構造になっているマグカップです。
家庭用の真空断熱タンブラーと同様に内壁と外壁の間に空間がある構造で、コーヒーなどの熱が外に伝わりにくく保温性に優れています。
夏場に氷を入れた飲み物などを注いでも結露することがなく、使いやすいというメリットがあります。
チタンのダブルウォールは少し高価になりますが、ステンレス製のものなら比較的安価に購入することが可能です。
デメリットは中空の構造であるため、直火にかけると膨張や破損の可能性があります。
まとめ
アウトドアで寛ぐ時に持っているだけで、気分を高めてくれるマグカップ。
突き詰めてゆくと軽さを優先するのかデザインを優先するのかなど、それぞれのキャンプスタイルに応じて最適のマグカップは異なります。
とはいえ、値段も手頃で軽量なので普段の散歩や観光に加えるだけで、気軽にいつもと少し違った楽しみ見出せるのも良いところです。
簡単な折りたたみチェアやタープと組み合わせるだけで、気軽にデイキャンプとして楽しむことも可能です。
なかなか本格的なキャンプには出られない人でも、まずはポットにコーヒーや紅茶を入れ、お気に入りのマグカップを持って出かけてみてはいかがでしょう。それがあなたのアウトドアライフをはじめる鍵になるかもしれません。