旅と乗り物 車中泊

車中泊ができる場所はどこ 車中泊利用のマナーなど

投稿日:

バンライフや車中泊が目的で、旅を楽しむ方はもちろん。
登山の前泊や撮影旅行などでも車中泊を行なっている方が増えています。

あまり時間の制約を受けず自由に行動できることは、束縛されない自由な旅を楽しみたい方にとって、とても魅力的なことです。

しかし、TV番組やネットの動画コンテンツに感化され、車中泊旅行をする方は増えている一方、
TVなどでは取り上げられない、車中泊者のマナー違反が問題になっています。

皆さんは街中でゴミのポイ捨てや、無許可の集会行為がNGであることは、既にご存知のことだと思います。
車中泊も同様に、どこでも自由に行なって良いものではありません。

よく車中泊で利用される「道の駅」も、本来は車中泊スポットではありません。
国道交通省も仮眠は禁じているわけではありませんが、キャンプ場と同じように椅子とテーブルを広げ、バーベキューをしたりするのは明らかにマナー違反。

昔は暗黙の了解で、車中泊が許容されていた道の駅でも、マナー違反の問題から車中泊禁止を明言する施設が増えてきました。
これ以上、利用者が自らの首を絞めてしまうことがないよう、しっかりマナーを守っていくようにしましょう。

とはいえ、経験のない方にとっては、マナーなど教えてくれる方が少ないのも事実です。

今回は、そんな車中泊場所やマナーなどを紹介します。

 

車中泊ができる場所は

車で行く自由な旅とは言っても、日本国内において車中泊を歓迎している場所は、そう多くありません。

当然のことながら、施設管理者や地権者の許可なく、路肩やコンビニ、スーパーなどの駐車場で車中泊を行うことはできません。今は幸いスマートフォンなどの普及により、旅の目的地を決めたら、いつでも事前に情報を調べておくことが可能になりました。
事前に情報を確認し、現地でトラブルにならぬよう、あらかじめ旅のプランを立てておきましょう。

まず、主に車中泊で利用されることが多い場所は、下記のようになっています。

RVパーク

RVパークとは、日本RV協会が『快適に安心して車中泊が出来る場所』を提供するために定めた、いくつかの条件を満たす車中泊施設です。

現在、全国で加盟施設が増加しており、無料で泊まれる場所ではありませんが、最近の車中泊ブームの受け皿になりそうなのがポイントです。

原則として、24時間トイレが利用可能であること。1台あたり4m×7m程度の駐車スペースを確保でき、ゴミの処理が可能などが定められています。

利用料金は1,000円から3,000円程度とリーズナブル。
施設によって、温泉や道の駅などが併設され、オートキャンプ場のようにAC電源を利用できる場所もあります。

>>RVパークの公式サイトへ

道の駅

「道の駅」は、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省により登録された、商業施設や休憩・宿泊施設、地域振興施設等が一体となった道路施設です。

無料で「24時間利用できるトイレ」、「一定数の駐車スペース」など登録の条件があります。

以前から、車中泊といえば「道の駅」というイメージがあります。

道の駅は「休憩施設」としての前提がありますので、仮眠などは特に咎められることなく行うことができます。

しかし、近年のブームによる車中泊人口の増加と、それによる持ち込みゴミ問題。駐車場の占有やパジャマやジャージでトイレを我が物顔で歩き回るなど、利用者のマナー違反問題が発生。
オフ会などで複数の車両で集まって、駐車場で宴会行為を行うなどの問題行為も散見されたようで、車中泊禁止となってしまった道の駅もあります。

深夜の駐車場で集まって騒いでいるのでは、車種の違いこそあれ、地元の人たちにとって暴走族と同じように、迷惑な人たちと感じられる人が多いことを、利用者は意識しなければなりません。

あくまでもドライバーが休憩するための施設であり、仮眠は禁止されていないものの、車中泊のための施設ではありません。

禁止されている道の駅での車中泊は控える。

また、長時間の駐車場の占有や、バーベキューなどのキャンプ行為は控えましょう。
逆に車中泊を歓迎する施設もあるようですので、それぞれの施設のルールについては利用前に確認し、ルールに従いマナーよく利用することが大切です。

>>道の駅の公式サイトへ

高速道路のサービスエリアやパーキングエリア

高速道路上に設置されている休憩施設。
規模によって、サービスエリアやパーキングエリアの名称があります。

東名高速道路など利用者の多い高速道路では、日帰り温泉や仮眠室などが整えられている施設もあります。

長距離のトラックドライバーなどが仮眠していることも多く、車中泊を行う場所として利用しやすい場所です。

こちらもあくまで、ドライバーが休憩するための施設です。
仮眠は禁止されていないものの、車中泊のための施設ではありませんので、マナーを守って利用しましょう。

 

オートキャンプ場

サイトへ車を乗り入れて、キャンプを行うことができるキャンプ場です。
当然、キャンプを行うための施設ですので、テントやタープを併設したり、テーブルや椅子を使用することもできます。

利用料金が比較的安価なフリーサイトと、利用グループごとに場所を振り分ける区画サイトがあります。

フリーサイトは車の乗り入れOKのエリアの中から、任意で場所を選んで設営できるサイト。
区画サイトはAC電源が利用できたり、シンクが併設してあったりする場所もあります。
初心者は区画サイトから始めると安心です。

 

 

キャンプ場

一般的なキャンプ場です。

オートキャンプサイトがある事もありますが、安全面や芝生など施設の管理などから、車の乗り入れができないサイトもあります。

駐車場からサイトまで距離があることもありますので、車中泊を前提で利用される方は、あらかじめキャンプ場情報を確認しておく必要があります。もちろん車両の乗り入れが可能なキャンプ場であれば、先のオートキャンプ場と同じく、自由にキャンプギアを使用したキャンプを行うことができます。

キャンプ場といっても、無料から有料で数千円までさまざまです。

直火の禁止やゴミの持ち帰りなど、施設ごとに利用ルールに違いがありますので、ルールに従って利用しましょう。

 

 

 

問題視されやすい車中泊のマナー違反

RVパークやオートキャンプ場であれば、施設ごとのルールはありますが、ルール内であれば自由なスタイルで、車中泊やキャンプを楽しむことができます。

道の駅やサービスエリアは休憩できる公共施設であり、車中泊のための施設ではありません。

特に明記されていなくても、基本的に「施設管理者や施設を利用する一般の方が、迷惑・不快と感じてしまう行為を避ける」が原則です。
問題視されやすい行為は下記のようなものですので、自身が迷惑なお客さんになってしまわないよう注意しましょう。

  1. 禁止されている場所での車中泊
  2. アイドリングでエンジンをかけたまま就寝
  3. オーディオや話し声など騒音行為
  4. 持ち込みのゴミ捨て・駐車スペースへのゴミ置き去り
  5. 施設に近い駐車場の占有
  6. 駐車場でイス・テーブルを広げ、宴会や料理を行うなどのキャンプ行為
  7. 連泊による駐車場の占有
  8. トイレや水道での食器洗浄や残飯処理、炊飯・洗濯・歯磨き
  9. スマートフォン充電など、電源の無断拝借など盗電行為
  10. 許可のない集会行為(オフ会など)
  11. ギャレーやトイレの汚水の廃棄
  12. 不快な格好での徘徊(公共の場所であること)
  13. 禁止されている場所に駐車(通路・職員用・障害者用など)

 

今後も快適な車中泊の旅を続けていくために

施設ごとの細かなルールはありますが、基本的に「施設管理者や、施設を利用する一般の方が迷惑、不快と感じてしまう行為を避ける」ことが重要です。
「遠くから来てやっている」「利用してやっている」など、お客様気分での自分勝手な行動を避けること。
利用させていただいていることを意識すれば、知らず知らずの迷惑行為の多くは避けることができるはずです。

いつまでも皆で楽しい旅が続けられるよう、自分自身が相手の立場になって、お互いに気持ちよく交流できる旅を楽しみましょう。

-旅と乗り物, 車中泊
-, ,

Copyright© Local Japan landscape , 2021 All Rights Reserved.