2021年9月の末、写真作家として作品のレベル向上と活動を進めていこうと考え、海外の審査制写真サイト「ONE EYELAND」様にアカウントを作成してみました。
ONE EYELAND(ワンアイランド)は写真をアップロードし、サイト上に公開する共有サイトです。
一般的なSNSとの違いは、アップした作品が専門キュレーターの厳しい審査をパスしなければギャラリーページに掲載されない部分でしょう。
日本国内ではあまりみられないタイプのサイトですが、「東京カメラ部」さんがそれに近いイメージだと思います。
海外のアートや広告分野のプロ写真家が多く利用されているようで、国内の写真共有サイトのイメージと掲載される作品の傾向がかなり異なっています。
国内でも自分の世界を表現することに長けている写真家さんが、複数参加されているようです。
実際にギャラリーを眺めると分かる通り、まず審査を通過できる作品の完成度が非常に高いことが特徴です。
審査通過の難易度は世界的にも屈指の難関と言われています。
全体の掲載作品の傾向は撮って出しの記録写真(報道・ドキュメント)より、ライティングから撮影・現像までしっかりと作品として作り込まれたポートレートや広告写真、アート写真が多いようです。
この辺りは日本の写真共有サイトと大きく異なりますね。
まず、2点ほど作品をアップしてみたところ、沈下橋の雪景色の写真が無事に審査を通過し「ONEEYELAND OFFICIAL SELECTION gallery」ページに掲載いただきました。
ネット上の写真界隈の情報でも同サイトの評価や難易度は折り紙付で、ONE EYELANDで複数の写真を公開できることは作品のレベルが一定以上である証明とも言えそうです。
しばらくはできるだけ皆さんに見せていきたい作品は、著作権を移譲してしまう小さなコンテストよりこちらで発表を目指し、定期的に掲載されるよう力を入れてみようと考えています。